民は食をもって天とす 4
彼らの取材を進めるうちに、中国のある古い諺を思い出しました。
「民は食をもって天とす」
・・・人民を食べさせることができなければ天下を治めることはできないという意味です。
当時、中国の民は11億3000万人、地球の全人口の実に22パーセントをも占めています。
しかし、中国の耕地面積は世界の7パーセントしかないのです。
この数字を見ただけでも、国民を食べさせるということが中国にとっていかに大きな問題であるかということが容易にわかります。
しかも、中国の人口はいまでも毎年1500~1600万人ずつ増え続けています。
膨大な数の国民が求める豊かさを実現できなければ、中国はいずれ国家として危急存亡のときを迎えることになるでしょう。
いま、"民工盲流"は全国に広がり続け、その数は実に8000万人にも及んでいるといいます。
"民工盲流"が凶兆となるかどうかは、今後の中国の経済発展にかかっています。
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