リビングとダイニング 2
アメリカのある大学の食堂に行ったとき、正面に礼拝堂のようなステンドグラスがはまっていたりして、教会に行ったような気分でした。
今はちょっと違っていますが、昔はダイニングに入るのにネクタイをして正装して入らなければいけなかったそうです。
そのような神聖な部屋ですから、非常にきれいに使いますし、テーブルの上にバッグなどを置いたりはしません。
日常の食事は、ダイネストルームという日本ではDKとよんで台所とつながっている部屋でしています。
食事が終わってくつろぐ場所はサロンなのです。
以前私は、ニューヨークでとても恥ずかしい思いをしました。
それは、日本から語学研修で来た学生さんたちが、カフェテリアで食事をしたあと、椅子に座って足を食卓の上にのせ、ペチャペチャおしゃべりをしているのです。
アメリカの学生たちはファミリールームなどでしたらテーブルの上に平気で足をのっけたりもするのですが、食事をする部屋では不思議なくらいだれもやらないのです。
日本と外国の宗教や文化、生活習慣の違いというのがそういうところにあるのです。
・・・それを日本で形だけをまねる必要はありませんが、暮らしの中に思いやりがあるのです。
そういう生活を知っておくことは、大事だと思います。
インテリアやかくれん棒などの照明を飾るだけでは、ステキな暮らしとはいえません。