新しいものさしと道具
彼らの議論には幅がありますが、スタグフレーションの原因分析、解決策の追求を通じて政治勢力として結集してきます。
カリフォルニア州での減税要求運動のあと、76年に全国規模の減税を提案した「ケンプ・ロス法案」が起爆剤となりました。
彼らは「減税」と「予算・権限とも小さな政府」を経済政策の基本に据えました。
また「供給が新たな需要を創り出す」・・・
つまり「供給側(企業など生産活動の主体)が得た所得が購買力となり需要(消費)を生む」と主張。
自由な企業活動、市場論理で動く民間部門こそ経済成長の原動力であり、政府はこのための誘導や環境整備をしても決して管理・強制をすべきでない、と考えました。
・・・このような新理論がレーガン政権発足とともに実行の場を与えられ、表舞台に登場してきます。
81年1月2十日、就任式でレーガン大統領は「今日から行動を開始しよう」と呼びかけ、2月18日には議会で「経済再生計画」を提案、いわゆるレーガノミックスが始動しました。
・・・経済再生計画は4つの大きな柱から構成されました。